歯科医療DXの一翼、口腔内スキャナー(IOS)をご存知ですか?
こんにちは!西新宿より徒歩4分、新宿フロントタワー3階メディカルモール内の歯科医院、新宿フロントタワー歯科です。
歯科医院にもDX化の波が押し寄せていますが、デジタル医療機器を患者様の利益に結び付けるためには「いかに使いこなすか?」が重要だとつくづく感じています。
新宿フロントタワー歯科が2021年から診療に取り入れている口腔内スキャナー(IOS)は、代表的なデジタル医療機器の1つです。
口腔内スキャナーってなに?
口腔内スキャナーとは患者様の口腔内を型取りする小型カメラです。スキャンしたデータを元に歯型を再現する「デジタル印象採得」を可能にする器材です。
これまで行われていたシリコン材の型取りと異なり、器具や冷たい印象材をお口に入れて噛み続けるといった過程が全くないことが特長です。
口腔内スキャナーを取り入れてみて改めて思うことについて
今回は口腔内スキャナーを導入し4年目に入った当院が、改めて感じたことについてご紹介したいと思います。
1.安全なインプラント治療が実現
口腔内の型取りといえば、技工物の作製や補綴治療に用いるイメージがあるかと思いますが、口腔内スキャナーは安全で体に優しいインプラント治療を行うに当たってもはや欠かせない存在となっています。
インプラント治療で活躍する口腔内スキャナー
口腔内スキャナーの導入により、インプラントの埋入シミュレーションを行うガイドシステムが利用できるようになりました。
事前にガイドシステムを利用したデジタルシミュレーションを行うことで①予測実現性を高める、②適切な位置にインプラントを埋入する、③歯茎を切開せず、歯茎の侵襲を4mm程度に収めるなど、手術を成功に導くためのいくつもの役割を果たしています。
インプラント手術というと半日近い時間がかかるとイメージされる方もいらっしゃいますが、当院では平均20~30分ほどでオペが終了します。その秘訣は口腔内スキャナーによるものが大きいと言えます。
2.質の高い技工物の作製
口腔内スキャナーでは、歯の印象採特(デジタル印象採特)をスピーディーに行うことができます。
これまでの型取りは、施術者のスキル・印象材の水の量・気温・湿度などさまざまな条件に左右され、実際の歯型とかけ離れてしまうことが少なくありませんでした。
その点においてデジタル印象採特は、施術者の経験や腕、その他の条件に左右されにくく、本来の歯型に近似した情報を数秒間で撮影することが可能になります。
口腔内をスキャンして取得した精確なデータをもとに、高精度の技工物(クラウンや詰め物など)をこれまでより短時間で作製できるようになりました。
3.患者様の満足度の高さ
口腔内スキャナーメリットの中でも特に大きいと感じることは患者様の満足度です。
まずは嘔吐反射など型取りの苦手な方にもおすすめしやすいという点です。印象材の不快感がないことに加え、短時間で終わるため、お待たせする時間がぐんと減った印象があります。
また、口腔内スキャナーはその場で結果をお見せすることができるため、患者様へのフィードバックをいち早く行うことができるようになりました。モニター上で見やすく画像調整をしたり、実際のお色を再現したり、歯質を可視化することもできるため、治療説明の解像度がより鮮明になったという実感があります。
その上、患者様のデータをいつでも手軽に呼び出せるため、治療前・治療後の比較をお見せする頻度も格段に増えました。
今後もDX化で患者様の利益を第一に
今回挙げさせていただいたメリットの中で、当初は想定していなかった効果も多くあります。これからも口腔内スキャナーの可能性を広げて、より良い治療へとつなげて参りたいと思います。
新宿フロントタワー歯科では口腔内スキャナーを用いた満足度の高い治療、安全で短時間で行うインプラント手術、質の高いセラミック治療を行っています。
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