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新機種の歯科用CTを導入しています

歯科用CTってどんなもの?

こんにちは。

西新宿から徒歩4分、新宿フロントタワー内の歯科医院、新宿フロントタワー歯科院長の茂木励起です。
当院では今年の4月に先進的なデジタルCT・パノラマ・セファロ・デンタルが撮影可能なX線CT診断装置を導入いたしました。今までのものより画質が向上し、より一層精密な診断が可能となりましたので、患者様の満足度が高められると幸いです。
今回はそんな歯科治療における先端機器、歯科用CTについてお話したいと思います。

CTとはComputed Tomographyの略で、コンピュータ断層撮影を意味します。
身体のさまざまな病巣を発見できるため、病院での検査で使用されたことがある方も多いのではないでしょうか。
対して歯科用CTは、頭頸部の撮影に特化したCTです。
歯や骨などを高解像度で捉えることができます。

当院では以前使用していたX線CT診断装置を解体し、新しい装置を導入いたしました。

 

以前のX線CT診断装置の解体の様子です。 今まで診療する上で支えてくれたこちらの装置に感謝しています。 画像をクリック→

歯科用CTで「視える」もの

2次元の平面写真を撮影するレントゲンに対して、歯科用CTは立体的な3次元の画像で詳細な情報を得ることが可能です。
これにより神経や血管の位置、また骨の状態や厚さ、病状の進行レベルまであらゆる情報を確認できるようになり、治療や診断の精度が大きく向上しました。

以前までは「視えないもの」「わからないもの」とされ、歯科医師の勘や経験に頼っていた部分までもが精確に捉えることができるようになったことで、より確実な診断や治療につなげられるようになりました。

具体的にはどんな治療で使用されるの?

インプラント治療

歯科用CTで事前に骨の厚みや量、インプラントを埋入する位置の状態を把握します。
これにより、安全性が高く、より機能性の高いインプラント治療が可能となります。

親知らずの抜歯

歯科用CTで今までのレントゲンでは確認できない情報が得られることで、より一層安全な治療が可能となります。神経の通り道など正しい情報を得ることで、無駄な切開や切削を回避し、患者様の負担を軽減につなげます。

矯正治療

歯の長さや位置に加え、あごの骨までを歯科用CTでしっかり把握して矯正治療を行っていきます。歯根の吸収や後戻り、治療後の不具合の起こるリスクを軽減します。

根管治療

経験や勘に頼らざるを得なかった根管部の診断や処置に対しても、歯科用CTで情報を得ることで確実性を持って、効率的に治療できます。

治療内容をご理解いただきやすくなります

当院では、患者様に治療内容をご説明する際には、歯科用CTで撮影した高解像度のデータを用いながら、視覚的にわかりやすくお伝えすることを心がけています。

「視える」ことで、患者様にも現状のお口の状態や治療内容をご理解いただくことが可能となり、それが、安心や治療後の満足感につながると考えています。

歯科用CTの放射線量はどのくらい?

参考資料:独立行政法人 放射線医学療法研究所 画像をクリック→

歯科用CTの1回あたりの被ばく量は0.1ミリシーベルト程度です。
またパノラマ撮影は0.03ミリシーベルト、デンタル撮影は0.01ミリシーベルト程度です。
※数値は撮影範囲によって異なります。

これは医療用に比べると125~750分の1という低被ばく量です。
また日本において、自然放射線による年間被ばく量は1.5ミリシーベルト程度だといわれています。また例えば東京⇔ニューヨークの飛行機往復をすると、0.19ミリシーベルト程度です。そこと比較しても歯科用CTの放出する放射能線量がいかに少ない数値であるかおわかりいただけるかと思います。

歯科用CTの撮影方法

病院の検査などでのCT撮影では、検査着に着替えたり、横になった姿勢で時間がかかったりといった煩わしさがありますが、歯科用CTは着替えの必要もなく、椅子に座ったままの楽な姿勢で撮影できます。
撮影時間も数十秒と短く、デジタル処理のため現像に時間がかかるようなこともありません。

歯科用CTを駆使した先進の歯科治療を行っています

当院では、安全で精確な診断・治療のために歯科用CTを活用しています。
西新宿、新宿、中野坂上周辺でインプラント治療や根管治療、親知らずの抜歯など、専門性の高い歯科治療をお考えの方は、当院までご相談ください。

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